以前シランの成長の記事を書いたのですが、今回はシランの花が咲いたので紹介していきます。

この写真は5月8日のシランの様子です。満開の少し前といったところでしょうか。1本だけ長く伸びた茎に4つ前後の花がついています。

花は少し下向きに開いていますが、少し重たいのでしょうか。よく見ると下の方の花は咲いていますが、上の方はまだつぼみのままです。下から上に向かって順番に咲いていく傾向にあるのかもしれません。

シランの名前の由来を紫色のランだからと前に書いたのですが、紫色でも、少しピンク色寄りの紫色です。

そしてこの写真が5月19日の様子です。

花の終わりが近づいてきました。根元にはすでに散ってしまった花がいくつか落ちています。茎をみると先端にはまだ花が咲いていますが、根元の方ほど花が終わって茶色くなっています。

花が咲き始めたのが4月30日頃だったのでおよそ3週間はシランの花を楽しむことができました。今回は群生しているシランだったので長期間咲いていましたが、数本しかない場合はもっと短いかもしれません。来年もぜひ観察したいですね。

以前の記事で白色の花が咲くシランがあるらしい・・・と言うお話をしたのですが、見つけてきました。

これがその写真なんですが、見つけたときは花が咲く直前という感じでした。見つけたのが7月3日です。通常のシランと比べると2ヶ月ほど遅れて花が咲くようですが、これが品種の違いなのでしょうか。

実はこの白色のシランは通常のシランの隣にありました。葉を見比べても全く違いが分かりません。花が咲くまで何色か分からないということですね。白色のシランは本数が少ないので、来年も咲くか心配ですが、咲いてくれることを楽しみに観察を続けたいと思います。