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姫路市お庭づくり専門店サンガーデン藤本です。


姫路市で元々のお庭にあった石を利用して滝流れのあるお庭を作りました。
↑石を組む様子
和風のお庭というと、大きな石が使われているイメージがあるのではないでしょうか。
今回は石を使った滝流れのあるお庭を紹介します。
石は元々のお庭にあったものを使用することが多いのですが、石はひとつひとつ大きさや形が違います。
この石を上手く組み合わせて滝のように仕上げていきます。

滝流れなので、実際に水は流さないのですが、流れているように見えるように組み合わせていく必要があります。
石を組むときにはとなりの石との間ができるだけぴったり合うようにします。
ここに隙間ができていると、自然さが感じられず、石を適当に置いたような雰囲気になります。

石をどの向きに置くのか、見分けるのが難しいのですが、試行錯誤しながら作業していきます。

滝の続きに川があるのですが、この部分も真っ直ぐに石を並べるのではなく変化を付けています。
所々で川幅を狭くするように石を配置することで、川の流れに勢いが出てきています。


石組みができました。
もう水が流れているように感じませんか?
違和感のない石組みができているということです。

滝流れにはモルタルを敷いて、草が生えてこないようにします。

お庭が完成しました。
滝流れには白川砂を敷き詰め砂紋を描きました。
これは完全に水が流れていますよね。
水が流れてくる音が今にも聞こえてきそうです。
滝の周囲にはタマリュウとコケを植栽しました。
タマリュウだけだと緑色が濃いので固い雰囲気になりますが、黄緑色のコケが入ることで柔らかい印象のあるお庭に仕上がりました。