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文化財として最大の広さを持つ 栗林公園

築山と池の回遊式庭園

みなさまこんにちは(^^)

日本の名園旅日記いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は四国高松の栗林公園です!

国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中では最大の広さを持つ栗林公園で見どころ満載です。

それでは出発します(^^)
ここは松が有名なお庭です。
千四百本の松があるということですが、どれもきれいに維持管理されているのにはびっくりします。
松の数もすごいのですが幹の太さや枝ぶりは見事です。
六つの池と十三の築山から構成された回遊式庭園。
箱松・屏風松
南北の低い松が箱松
北側の高い松が屏風松
箱松の複雑な樹形はこの栗林公園独特のもので300年以上にわたる手入の積み重ねで見事な枝ぶりが維持されています。
見事な枝ぶり
松本来の樹形で自然さがあり、松らしい姿が維持されています。
広大な敷地でお庭を一周するにも時間がかかります。
散歩コースとしてはお庭を眺めながら散歩するにはお勧めです。
夫婦松

赤松と黒松
お互いの幹が同じところから出ているように見えます。
この仲のいいほのぼのした感じが好評みたいです(^^)
紫雲山の借景

四百年近い歴史を誇る江戸初期の回遊式庭園です。
桶樋滝
山の中腹に置いた桶まで人力で水を汲み上げ、藩主がここを通るときなどに、樋を使って流していたことからこの名前が付いたそうです。
6つの池から構成されている池
流石水の量も豊富でお庭の中には流れがたくさんあり、水の音でも癒されますね。
池と小川のせせらぎ
借景のあるお庭に広大な敷地
スケールの大きさを感じます。
松もお庭が出来た当時のものもあるでしょうから、推定400年以上の松も中にはあると思います。
この池と松の美しさはたまりませんね(^^)
人工的に作ったとは思えないスケール感
当時の造園の技術もさることながら水を引いたり池を作ったりと土木技術も優れていたのでしょうね。
やはり
このお庭の一番の見どころは松です。
一本一本きれいに手入してある松がお庭を当時のままの姿で守られているような気がします。

作庭当時の意図をしっかりと理解して樹木の大きさのコントロールをきちんとされていてお庭本来の姿を常に守られている

作庭から400年
ここまでお庭を守れるのはスゴイし
このお庭がそれだけの価値があり多くの人に支えられているんだろうなーと感じました。

番外編

降蹲踞おりつくばい

おりつくばいとはお庭から一段下がったところに設けた蹲のことです。

この庭の中にある茶室日暮亭の露地(茶庭)の中に流れるせせらぎに「降蹲踞」があります。

蹲踞の手前にあります円形の井筒内の水は、上の池(涵翆池)から送水され、水が沸きあがるようになっています。

「降蹲踞」名前を知るだけでもまた違ったお庭の見方が出来ますね!


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