寒冷紗を使って掃除について
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おはようございます。
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サンガーデン藤本です。
造園の仕事の必需品「寒冷紗」を使って掃除
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剪定すると必ず葉がゴミとして落ちます。
この葉を掃除するときにどうすれば早く、
綺麗に掃除できるかが大切になります。
ゴミにもいろいろな大きさがあります。
イロハモミジやウメなど剪定ばさみで剪定するものは、
ゴミも大きく集めやすいものが多いです。
しかし、サツキやヒラドツツジなど、
両手ばさみで刈り込んだもののゴミは
かなり小さくなります。
この小さなゴミを集めるのにはかなりの時間を要します。
そこで活躍するのが寒冷紗(かんれいしゃ)です。
【寒冷紗は、荒く平織に織り込んだ布です。
織り糸には主に麻や綿などが用いられます。
農業分野では、耐候性や耐薬品性などの性能向上のため
合成繊維ビニロン糸、テトロン糸や高強力ポリエステル糸
などを使用しています。】
上の写真ように剪定する木の周辺に寒冷紗を敷きます。
隙間なく敷くことがポイントになるのですが、
木の根元などどうしても隙間ができる所があります。
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寒冷紗をあげる前の様子です。
ヒラドツツジの葉を寒冷紗の上に落としています。
小さいゴミはコンクリートやアスファルトの上なら
箒や熊手で掃除できます。
しかし、地面が砂利や苔に覆われているところや、
ツル状の植物が生えているところでは、
箒と熊手はそれほど活躍できません。
熊手でガリガリして苔がとれたことも何度もあります。
マキやツゲは元々葉が細く小さいうえに刈り込むので、
ゴミはとても小さくなります。
砂利の隙間に落ちるとほとんど取れません。
そんなことにならないように、丁寧に寒冷紗を敷きます。
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寒冷紗をあげた後の様子です。
周囲のゴミも拾いながらの作業だったので、
5~6分ほどかかったでしょうか。
寒冷紗をあげただけなのに、ほとんど掃除が
終了しています。
短時間でもここまで綺麗にすることができました。
もし寒冷紗を敷いていなければと考えるとゾッとします。
寒冷紗をクルクルと丸めてダンプに運びます。
この時に、欲張って一度にたくさん運ぼうとすると
高確率でダンプに乗せるときにこぼします。
ほどほどの量で運ぶのが一番早いと最近気づきました。
細かいゴミは収集袋で運ぶと早い場合もあります。
道具を使い分けて上手く掃除していきたいです。
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最後までご覧いただき有難うございましたm(__)m
次回も日々の仕事について書きたいと思います。
次回も是非ご覧下さい。
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昨日は吉田さんと二人で姫路市のお客様の
お庭の剪定作業でした。
三時の休憩に温かいコーヒーと
ケーキを用意して下さいました。
美味しかったです。
何よりお客様の優しさが嬉しいです。
ありがとうございました。